環境構築
Android Studioを使用したプログラミングを始めるために必要な物
このWikiではAndroid Studioを使ったプログラミングを行う前提で解説をしていきます。
用意する物
- プログラムを書くためのパソコン(Windows,MacBook,LinuxどれでもOK)
- メモリは16GB以上を推奨
- 必要なソフトウェア
- Android Studio
- Git
- Java(JDK)
- プログラムをテストするときに使用するもの
- Driver Hub
- Control Hub
- コントローラー
必要な知識・スキル
- パソコンでタイピング等が出来るスキル
- Java,Kotlinの基本文法の知識
Gitのインストール
1. Gitとは?
Gitは、ファイルの変更履歴を管理するためのツールです。プログラムやドキュメントの変更を追跡し、過去の状態に戻したり、複数人での共同作業を簡単にしたりできます。
- 変更履歴の追跡: ファイルがいつ、誰によって、どのように変更されたかを記録します。
- バージョン管理: 以前のバージョンに戻すことができます。
- 共同作業: 複数の人が同時に作業しても、変更内容を統合して管理できます。
2. GitHubとは?
GitHubは、Gitで管理されたプロジェクトをインターネット上で保存し、共有するためのサービスです。GitHubを使うことで、簡単に他の人とプロジェクトを共有し、共同作業ができます。
- リモートリポジトリ: プロジェクトをオンライン上に保存して他の人と共有します。
- 共同作業: チームメンバーと一緒にプロジェクトを進め、変更内容を確認・統合します。
- 公開・共有: プロジェクトを公開して、他の開発者やユーザーと共有できます。
3. GitとGitHubの違い
- Git: ファイルの変更履歴をローカル(自分のコンピュータ上)で管理するツール。
- GitHub: Gitを使ったプロジェクトをインターネット上で共有・管理するためのサービス。
つまり、Gitはバージョン管理の仕組みで、GitHubはその仕組みをオンラインで活用するための場所です。
Gitのインストール
Gitは以下のウェブサイトからダウンロード出来ます。
https://git-scm.com/
インストールの方法は以下のリンクのウェブサイトを参考にしてください。
【Mac】Gitの環境構築をしよう!の①〜④
【Windows】Gitの環境構築をしよう!の①〜④
Android Studioのインストール
Android Studioのインストール
1.Android Studioのダウンロードサイトに行き、自分のパソコンに対応したものをダウンロードします。
自分のパソコンにあった物をダウンロードしてください
ダウンロードしたファイルを元に、インストールを終え、初回の起動を行うと、SDK(開発に使うツール)のダウンロード画面が出てきますので、ダウンロードを行います。
詳しい手順は以下をご覧下さい。
Android Studio をインストールする - Android Decelopers
ADBコマンドのインストール
Control Hubに接続して、プログラムをデプロイするには2つの方法があります。
1つはUSBで接続する方法で、2つ目はWi-Fiを使用して接続する方法です。
USBは接続するだけなので簡単ですが、ロボットの場合ポートが刺しにくかったり、ロボットとパソコンが離れている可能性があるので、現実的ではありません。
そこで、Wi-Fi経由でのプログラムのデプロイを行います。
そのためには、adbコマンドが実行できる必要があるので、インストールを行います。
Windowsにインストールする方法
以下を参照
Windows10 adbコマンドを実行できるようにする - Qiita
Macにインストールする方法
Home Brewがインストールされているのであれば、以下のコマンドでインストール可能。
brew install --cask android-platform-tools
それ以外の場合は、以下を参照。
MacBookにadbをインストール・使えるようにする方法 - Qiita