アワードとは
FTCにおけるアワード
FIRSTが開催する大会ではトーナメント式のロボット大会の他に、チームの活動やロボットの制作を評価してチームに賞を贈る枠が存在します。これらの賞はアワードと呼ばれ、開催される大会によっては決勝大会への進出の唯一方法であったりもします。アワードの重要性
FTCでは地区大会の規模によって決勝大会へ進出できるチームの枠が決められています。小規模の大会などでは2枠程度しかとられていません。しかし、どんな規模の地区大会でも最高峰のアワードをとったチームには決勝大会に進む枠が必ず確保されます。アワード評価に用意するもの
アワードの評価はEngineering Portfolic(ENP)というものを主軸に行われます。Portfolioは日本語でも使われるポートフォリオと同じ意味で、作品集という意味合いがあります。Engineeringも直訳でエンジニアという意味で使われます。つまり、Engineering Portolif(ENP)とはチームの実績を隅から隅まで集めた作品集になります。実際にチームが作るのは最長16ページと決められたチームの実績をまとめた雑誌です。FTCが指定するのは16ページというページ数のみで、デザイン、内容、構成、その他フォントや文字の大きさ等も各チームの采配で決めることができ、かなりの自由度があります。